ChatGPTなどを提供するOpenAIは現在、12月6日(日本時間)から12日間連続で大小さまざまな発表・リリースを行っています。
まだすべての発表が終わっていない段階ですが、これまで1日目から3日目の発表を振り返ってみたいと思います。
1日目
- 「OpenAI o1」フルバージョンをリリース
- 「ChatGPT Pro」発表
「OpenAI o1」は、従来のAIモデルを超える高度な推論能力を備えた最新のAIモデル。
簡単に言うと、研究者や開発者向けにコーディングや数学などの複雑なタスクに特化したモデルを正式リリースします!ということ。
「ChatGPT Pro」は、上記のo1モデルなどへの無制限のアクセスなどを有する新しいサブスクリプションプラン。
驚きなのはその価格で月額200ドル(約3万円)!
通常のPlusプランが月額20ドルなので10倍もします。
高度なAIツールを必要とする研究者や開発者向けのプランで一般利用者には関係なさそうですね。
2日目
- 「Reinforcement Fine-Tuning Research Program」(強化学習ファインチューニング研究プログラム)発表
特定のタスクに最適化されたモデルを作成するためのプログラムです。
開発者は数十から数千の高品質なタスクを使用し、出力を評価することで特定分野でのAIの精度を向上させることができます。
簡単に言うと、医療や教育など特定の分野ごとにより正確に、より役立つAIを作ることができますよ!ということですね。
これも研究者や開発者向けなので一般ユーザーはほぼ関係なさそうです。
3日目
- 動画生成AI「Sora」の一般提供を開始
ようやく一般ユーザーにもわかりやすい発表がありました!
「ChatGPT Plus」または「ChatGPT Pro」ユーザーが動画生成AIの「Sora」を利用できるようになります!
ChatGPT Plusユーザーは、解像度720p、長さ5秒までという制限はあるものの、月間最大50回の優先モード生成が付与されます。
発表直後は人気すぎて受付停止になっていましたが、今は再開しているようです。
既にXなどのSNSにはSoraで作成された動画がたくさん投稿されています。
有料ユーザー限定なので私はまだ試せていませんが、近いうちにPlusを契約する予定なのでその際はSoraで動画を作成してみたいと思います!