NotebookLMは今までも使っていたのですが、デザインが変わって新機能も追加されたというニュースを見たので使ってみました。
NotebookLMって何?
NotebookLMは、Googleが開発した、ユーザーがアップロードしたドキュメントと対話できるAIツール。
論文や書籍といった膨大な情報をスピーディーに読み取り、要約や説明、さらには質問への回答まで生成してくれます。
ChatGPTと何が違うの?
ChatGPTは一般的な知識や情報をもとにチャット形式で会話や質問ができるツール。
一方NotebookLMは、「アップロードした文書」をもとに、会話や質問や分析ができます。
ChatGPTに質問をすると、その内容どこから持ってきたの?それ間違ってない?みたいな回答をすることが多々ありますよね?
NotebookLMは、ソースが限定されている分、間違った情報を出す可能性(ハルシネーションといいます)の可能性が低くなります。
どういうことにNotebookLMを使ってるの?
私はたまに読まなければいけない論文の要約や、会議や打ち合わせの議事録作成・振り返りなどに使ったりしています。
NotebookLMは音声ファイルもアップロードできるようになったので、打ち合わせ時の音声ファイルをアップロードすることで、その音声ファイルに対して質問ができたり、議事録を作成してくれます。
ちなみに、NotebookLM はAIのトレーニングに個人データが使用されることは一切ないと明言されています(NotebookLMによるデータ保護)が、フィードバックなどを送信してしまうと人間のレビュアーが問い合わせに対するレビュー等をする可能性があるようなので、機密情報や個人情報をアップロードするのはできるだけ避けた方が良いですね。
ちなみに、ビジネス向けのGoogle Workspaceのアカウントの場合はよりプライバシー保護が強化されているようなので、使えるようならそちらを使う方がいいかも。
以下は財務省の分科会の資料のURLをアップロードしたものです。
中央に要約が表示されました。
このアップロードしたファイルについて、質問ができます。
また、その回答を導き出したソースも左側に出てきます。
いままでとどこが変わったの?
NotebookLMは保存しておきたい回答はピン止めをして保存ができたのですが、そのピン止めが何故か小さくてすごい見づらかったんですよね。
今回のアプデでインタフェースが変わったことで、すごい使いやすくなった!
あとはアップロードした内容について、Podcast風の音声ファイルを作成してくれる「Audio Overview」という機能も追加されたみたいなんですがこれは今は英語だけのようですね。
いろいろカスタマイズできる有料版の「NotebookLM Plus」についても今のところ私には関係ないかな?
個人的にNotebookLMの欠点だと思っていたユーザーインターフェースが良くなっただけで今回のアップデートは非常に嬉しいアップデートでした!(無料で使えるのがおかしいくらい便利なサービスだけに今後も無料で使い続けられるといいなぁ…)